UWFのテーマ
- 2008/05/01 02:58
- カテゴリー:音楽
youtubeでも探してみたんだけど見つかんなかったのでニコニコのみ
ヘンゾグレイシー対田村潔司入場シーン
http://www.nicovideo.jp/watch/sm106087
2chでken-syaに教わったんだけど、これスゲエな
当時「田村がなんかグレイシーに勝った」っていう情報でしか知らなかったんだけど
この入場シーンの盛り上がり方はプロレスの会場ってもんを知ってると全身が震える、痺れる
旧UWFの高い理想が15年越しで頂点に登りつめた瞬間なわけだから絶叫したくもなるわこれは
プロレスの試合見る時って基本的に勝敗とかどうでもよくて
「良い試合が見れりゃいい」くらいな感じなんだけど
こと看板背負った対抗試合とかになるとそうでもない
オレがプロレス見に行ってた時期だと新日対WARとか新日対高田UWFとかだけど
あれらがどこまでアレだったかはともかく、とにかく会場には「勝て!!」という殺伐とした雰囲気があったな
隣の客とにらみ合いになったりとか
そういった類の物で、団体そのものがすでに消滅し、もはや幻でしかなくなってるのに看板の魂だけが一人歩きしている
その証の一つがUWFのテーマのような気がする
こないだWWEでリックフレアーの引退式があり、
アメリカのプロレスの持つ「ドラマ性」というロマンが凝縮されてたんだけど
日本の、というか旧Uのプロレスはアメリカとはまた違った夢が詰まってるな
個々人の持つロマンじゃなく、Uの魂とかUの遺伝子などと称される、
旧UWFのプロレス団体としての思想の持つロマンというか
もっと言うと故カールゴッチが日本にもたらしたプロレススタイルの持つロマンというか
高校の頃にリングスの試合を一度だけ見に行ったんだけど、
U系の観客のプヲタレベルの高さは異常だなありゃ
マジ濃い
2000年前後のいわゆる世紀末ってプロレスも、音楽も、秋葉原も
何もかも夢とロマンにあふれてたな
経済的には今と比べ物にならんくらい不況だったのに
いや、だからこそだったのかなあ
皆が何か夢が、ロマンが欲しかった時代だったのかもな